押戸石の丘(熊本県南小国町)~先史時代の巨石文化遺跡
大観峰に雲海を見に行ったものの、この日は雲海が出なかったので、近くにある「押戸石(おしといし)の丘」に行ってみることにしました。
マゼノミステリーロードに交わる丁字路を左折し、3分ほど進むと、「押戸石の丘」と書かれた看板があるので、左折します。
ここから先は、未舗装路であったり、離合不可能な区間があったりします。
約1キロくらいそんな道が続きますが、草原の中の道路なので閉塞感はありません。
ほどなくして、駐車場が現れます。
駐車場から草原の中を5分くらい歩くと、丘の上に巨石群が見えてきます。
丘の上に上がると、阿蘇のカルデラ台地が広がっているのが見渡せます。
一番奥にあるのが押戸石と呼ばれる石で、高さ5.5m、周囲15.3mあります。
不思議な磁力を持っていて、方位磁石の針が定まらないそうです。
その他にも鏡石と呼ばれる石にはシュメール文字が刻まれているそうですが、
本当にそれが文字なのかどうかは議論があるようです。
360度遮るものがなく、ここで流星群を眺めたらさぞかし楽しいでしょうね。
2017年11月25日 訪問
絶景度:★★★★
駐車場:★★★
難易度:★★★