米塚(熊本県阿蘇市)~均整のとれたミニ火山だけど登山禁止
米塚は標高954m。手前からの高さ80mで裾野の直径が380mのミニ火山です。
1700年前に噴火し、直径80mの火口跡があります。
草原の中にお椀をひっくり返したようにぽつんと見えます。
草千里と並ぶ阿蘇の観光スポットです。
今から30数年前に家族旅行で見たときは、たくさんの人が登っているのが見えて、自分もいつか登ろうと思っていましたが、いつの頃からか草原の保護のために、登山禁止になっていました。登山道の緑が剥げてしまったんだと思います。
うすく線になっているところが登山道だったところです。
2016年の熊本地震で山体に亀裂が入ってしまいました。
米塚下園地に駐車場とトイレがあります。撮影するなら、県道阿蘇吉田線の路肩の広くなっているところから撮影するのがいいと思います。
2017年4月30日 訪問
絶景度:★★★★
駐車場:★★★★★
難易度:★
鍋ヶ滝(熊本県阿蘇郡小国町)~滝の裏側からも眺めることができる「裏見の滝」
滝の入口のすぐ近くに駐車場がありますが、途中道路が狭い区間があります。
ハイシーズンは手前の小学校が臨時の駐車場になっていて、そこから無料のシャトルバスでピストン輸送しています。数分で到着します。
入場料200円です。
入場ゲートから階段を下って5分くらいで到着します。
滝の落差は10mと大きくはないですが、奥行きが13mもあります。
ここの滝は「裏見の滝」とも呼ばれ、滝の裏側からも眺めることができますが、滝の裏側に回るには足場が悪い箇所があるので要注意です。
滝の裏側は天井から降ってくる水滴と滝の水しぶきのミストで気持ちいいです。
2017年4月30日 訪問
絶景度:★★★
駐車場:★★★
難易度:★★
雲仙みかどホテル(長崎県南島原市深江町)~豪華なバイキング料理の品数の多さと巨木に圧倒される
最近はCM、広告などですごく人気になってしまいましたが、この当時はGW直前でも
予約が取れました。
館内は各地から集めた銘木であふれており、その数、巨大さに圧倒されます。
客室は木をふんだんに使っている以外はプレハブ住宅のような感じでしたが、そんなことは大した問題ではありません。
ここのホテルの夕食、朝食の豪華なバイキングの品数の多さは他を圧倒しています。
先に肉を食べると後が食べられなくなります。スイーツも豊富で子供たちも大喜びでした。
帰るときに1人に1本カステラをくれました。
この半年後に両親にも行ってみるよう勧めたところ、両親も満足していました。
また行きたいです。
2012年4月30日 訪問
絶景度:★★
駐車場:★★★★★
難易度:★
音無井路十二号分水(大分県竹田市)~こんこんと湧き出す水を3方向に分水する80年前の水利施設
音無井路十二号分水(おとなしいろじゅうにごうぶんすい)とよみます。
昭和初期に作られた水利施設です。円形分水とも言います。
麦焼酎のCMで知りました。
明治時代より、三線の幹線水路に分配する水量を巡って争いが絶えないようになり、
適切な水の分配を行うために、昭和9年(1934年)に円形分水が設けられました。
サイフォンの原理を利用して円筒の中央から湧出する0.7m3/sの水が、その外側に設けられた円筒に均等に穿たれた20個の四角形の小窓によって分水され、最外周に三分して設けられた分水枡に貯められた後に3つの幹線水路に注ぎ込むようになっています。
20個の小窓は3つの水路に割り当てられた水量に比例して、それぞれの水路に5個、8個、7個が割り振られています。
(Wikiより)
白水ダムから30分ほどで到着します。駐車場もあります。
白水ダムからは、ほぼ片側1車線の道路で走りやすいです。
水田に水を張る4月下旬~7月に行くといいと思います。
2017年4月30日 訪問
絶景度:★★
駐車場:★★★★
難易度:★★★
白水ダム(大分県竹田市)~流れ落ちる波紋の美しさに魅了される
白水ダムは正式名称「白水溜池堰堤(はくすいためいけえんてい)」といいます。
河川法では、堤高が15m以上ないとダムとは言わないらしく、ここは13.9mの堤高です。
ここが有名なのは、流れ落ちる波紋の美しさで、日本一美しいダムと言われているそうです。麦焼酎のCMで知りました。
これは、積み上げられた切石を少しずつずらしていることでこのような波紋ができます。
竹田市周辺は阿蘇山周辺の火山性地質で地盤が脆弱であることから、
落水時の衝撃による基礎部崩壊を回避するために工夫してあるそうです。(Wikiより)
雨で水かさが増していたり、逆に少なかったりすると見られないこともあるみたいです。
JR豊肥線玉来駅から大野川に沿って進み、約20分で着きます。
途中の道路が細くて対向車が来ると困るとの情報がありましたが、
細い箇所でもギリギリすれ違える道路幅でした。
ダムのすぐ前まで車で進めますが、3台くらいしか駐車スペースがないので、
手前の広い駐車場に停めて歩いて行く方が無難です。
午前中は日影になるので午後の方がきれいだと思います。
2017年4月30日 訪問
絶景度:★★★★
駐車場:★★★
難易度:★★★
一心行の大桜(熊本県南阿蘇村)~南阿蘇の大自然の中の樹齢400年の一本桜
南阿蘇村ののどかな風景の中に咲き誇っていました。
品種はヤマザクラで、樹齢は400年以上、樹高14m・幹周囲7.35m・枝張は東西21.3m・南北に26mにもなります。昭和初期の落雷で幹が6本に裂け、ドーム状に広がる美しい樹形になったそうです。
一心行の由来は、16世紀にこの地を治めていた戦国武将が戦死し、その城主と家臣たちの御霊を弔うために桜の苗木を植え、一心に行をおさめたというところから「一心行」の名がついたとされます。
せっかく見に行くのだから満開の桜を見たいので、開花状況を毎日チェックしていました。
この年は例年より開花が遅かったです。地震の影響で通行止めの道路もあり、渋滞等を考慮して、午前5時に福岡を出発し、俵山トンネルを通って南阿蘇村に入りました。
益城熊本インターから80分かかりました。
午前7時半に一心行公園に到着。駐車場料金500円。
この時間帯はまだ人も少なく、ゆっくり眺めることができました。
360度、どの角度からも見ることができます。
周りに高い建物がないので、遠くまで見渡せ、阿蘇の外輪山までよく見えました。
植木祭りも同じ場所で開催していて、屋台もたくさん出ていました。
満開宣言から3日間は夜間のライトアップもしていました。
2017年4月15日 訪問
絶景度:★★★★★
駐車場:★★★★
(満開の頃の日中は駐車場に入るまでに渋滞が発生)
難易度:★