稲積水中鍾乳洞(大分県豊後大野市三重町)~水深30mまで透明な示現の淵の撮影にスマホを落としそうでビビる
稲積水中鍾乳洞は、大分県豊後大野市にあります。南阿蘇村から大分県竹田市に入り、国道502号へ。
荒城の月で有名な岡城址の横を通り、道の駅きよかわの手前を右折し、県道45号を約15分ほど進むと稲積水中鍾乳洞の駐車場に到着します。南阿蘇から約80分です。
駐車場では桜がきれいに咲いていました。入場料はJAF割引適用で1200円でした。
稲積水中鍾乳洞は、3億年前に洞窟が形成され、8万年前の阿蘇山大噴火により水没しました。そして発見されたのは、現代になってからのことで、川で遊んでいた子どもたちが水のなかに“穴”を見つけたのが、鍾乳洞の入り口だったとのこと。
1976 年に潜水探検隊のダイバーによる潜水調査が始まり、日本でも一番長い約1,000 メートルの水中鍾乳洞が確認されました。 今でも調査は続き、2014年2月に行った潜水調査では新たに約800メートルの鍾乳洞が発見され、全長は1kmになったそうです。
入道口の手前に虹の滝があります。晴れた日の午前中のみ虹が見れるそうです。
入道口から70m進むと二手に分かれます。
新生洞と水中洞がそれぞれ300m先まで続いています。
洞窟内は意外にもすべて舗装されていて、階段も無く車いすでも通行可能です。
洞内の温度は年間を通じ16℃で一定です。
水中には調査にあたって張ったロープが見えました。のべ3kmのロープが張ってあるそうです。
水中洞の突き当りにある示現の淵は、水深30mあるそうです。写真を撮るときスマホを落としそうでびびります。
2021年3月27日 訪問
絶景度:★★★
駐車場:★★★★★
難易度:★★